Direction

Apr 24, 2015

VACANT, Tokyo, Apr 24, 2015

“空っぽからの歩み。光にさわる、風景をなぞる。”

“空っぽ”とは、フィルムカメラのこと。
空っぽの箱であるフィルムカメラに、かけがえのない光景をそっと仕舞い、持ち帰る―。
空っぽだからこそ、世界を内側に仕舞い込むことができる。
写真という装置ゆえのおもしろさが、そこにはあります。
ここらであらためて、写真のこと、じっくり話し合ってみたい。
そんな気持ちから、春の一夜に実現する対談です。

Artists:

津田直(写真家)

川内倫子(写真家)

Organize:provokeproject

Production:NEWSEE

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April 24, 2015 at VACANT

津田直 1976年神戸生まれ。 世界を旅し、ファインダーを通して古代より綿々と続く、人と自然との関わりを翻訳し続けている写真家。 2001年より多数の展覧会を中心に活動。国内では、資生堂ギャラリー、Gallery916等にて大規模な個展を開催。 2010年、芸術選奨新人賞美術部門受賞。主な作品集に『漕』(主水書房)『SMOKELINE』、『Storm Last Night』(共に赤々舎)がある。 近年はフィールドワークからつくる写真集『SAMELAND』、『NAGA』をlimArtより連続的に刊行。 http://tsudanao.com   川内倫子 1972年滋賀県生まれ。 2002年に『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛賞受賞。 2009年にICP(International Center of Photography)主催の第25回インフィニティ賞芸術部門受賞。 2012年に東京都写真美術館で個展「照度 あめつち 影を見る」を開催し、第63回芸術選奨文部科学新人賞、第29回写真の町東川賞国内作家賞を受賞。個展、グループ展は国内外で多数。最新刊にイケムラレイコとの共著『きらきら』などがある。 http://www.rinkokawauchi.com/

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